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海王丸パーク

海王丸が現在展示されている富山県射水市海王町の公園で、「みなとオアシス海王丸パーク」としてみなとオアシスに登録されている。海王丸がこの地に保存されているのは、海王丸で多くの「海の男」が育った旧富山商船高等専門学校(現在の富山高等専門学校射水キャンパス)が近くにあるからである。
冬季を除き、月1くらいで10回ほどボランティアによる総帆展帆(「そうはんてんぱん」帆を全て展げるイベント)並びに登檣礼が行われ、多くの観光客が集まる[2]。また冬季には普段非公開のエンジンルームや船の見学会が日時限定で開催される。
また様々なイベントが開かれ、1992年にはソプラノ金川睦美などによって『交響曲第9番 (ベートーヴェン)』が演奏されている。
公園内並びに近隣は海王丸の展示を中心に、広場・飲食店・売店・研修施設などで構成されている。近くにはバードパーク、「きっときと市場」などがあり、2012年(平成24年)9月に開通した新湊大橋と立山連峰を背景にしたパノラマは人気になっている。海王丸や新湊大橋がライトアップされることもあり、恋人の聖地に認定されている。タイムベルを鳴らして祝う船上結婚式も受け付けている。
黒薙温泉

富山県黒部市宇奈月温泉(旧国越中国)にある温泉。
黒部峡谷鉄道のトロッコ列車の運行期間のみの営業となる。
黒部川支流の黒薙川に面した宿である。流れは激しく、川に面した部屋は川音が大きい。
そのため、音に敏感な人は注意を要する(受付で耳栓の販売もある)。
眺めがなく少し薄暗いものの、山側の部屋に案内してもらうこともできる。
食堂も簡素であるが、食事は四季の山菜。岩魚の塩焼き・富山名産の昆布じめ刺身などが楽しめる。
浴場は、旅館併設の男女別の内湯と、宿から3分ほど上流に歩いた混浴の露天風呂がある。
また、近年吊り橋を架けた向かいに女性専用屋根付き露天風呂「天女の湯」が新設された。
混浴露天風呂のすぐ手前に源泉がある。ここは黒薙温泉の源泉であるとともに、黒部川の川下に位置する宇奈月温泉の全ての宿の源泉でもあり、延々と黒部川沿いに引湯管が宇奈月まで設置されている。
これはトロッコの車窓からも確認できる。
なお、携帯電話(衛星携帯電話を除く)は一切利用できない。また、日本郵便から交通困難地の指定を受けているため当地宛に郵便物を送付することも出来ないので、注意を要する。
2018年6月14日編集


みくりが池温泉

富山県中新川郡立山町にある温泉。中部山岳国立公園区域内にある。標高は2,430mに位置する日本最高所の温泉宿である。
例年4月中旬から11月下旬までの営業で、冬季は休業する。
周辺の温泉宿と同様に旅館の要素と山小屋の要素を兼ね備えており、個室だけでなく相部屋も存在する。純粋な山小屋とは異なり、ベッドの定員以上の宿泊はできないため、シーズン中は予約が必須となる。
自家発電ではなく通常の電気が供給されており、山小屋によくある「消灯時間」はなく一晩中電気を点灯できる。なお、個室にもテレビは設置されていない。
日本最高所の温泉宿であるが、内湯のみで露天風呂はない。そのため、日本最高所の露天風呂は本沢温泉となる。
立山黒部アルペンルート観光の途中に宿泊する人、または登山の基地として利用する人が多い。旅館では日帰り入浴も受け付けている。宿泊者はチェックアウト後も申告すれば、その日のうちなら何回でも無料で入浴できるため、トレッキングや登山をした後に利用できる。
相倉合掌集落

この地域は世界的にみても有数の豪雪地帯であり、そのような風土から傾斜の急な大きな屋根を持つ合掌造りの家屋が生まれた。現在も南砺市(旧平村)の相倉地区や同市(旧上平村)の菅沼地区には合掌造りの集落が残っており、それぞれ1970年12月4日、「越中五箇山相倉集落」「越中五箇山菅沼集落」として国の史跡に指定され、1994年には重要伝統的建造物群保存地区として選定されている。
1995年12月、隣接している岐阜県大野郡白川村の白川郷(荻町地区)とともに「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として世界遺産に登録されている。
2009年(平成21年)3月には、フランスミシュラン社発行の旅行ガイド日本編「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」にて最高峰の3つ星観光地に選ばれた。日本国内では17ヶ所が3つ星に選ばれている。また相倉集落・菅沼集落も2つ星に選ばれている。
2015年(平成27年)3月、アメリカのニュース専門放送局・CNNが発表した「Japan's 31 most beautiful places」(日本の最も美しい場所31選)の一つとして選ばれた。


庄川水記念公園

伝統的工芸品や特産品の展示、販売などの観光の拠点施設として、庄川特産館、庄川ウッドプラザ、庄川ふれあいプラザが公園内に設置されている。
春には「庄川峡桜祭り」「庄川木工まつり」夏には「庄川水まつり」秋には「庄川ゆずまつり」が開催されている。
毎年1月7日には公園内遊歩道にて厄年を迎える金屋神明宮の氏子が「厄払い鯉の放流」を行うことから、園内の「鯉恋の宮」は鯉に願をかけて恋をかなえるパワースポットになっている。
富山市ファミリーパーク

富山市ファミリーパークは、富山市の西方、呉羽丘陵の城山公園内に位置する。
2018年には、環境大臣が認定する「希少種保全動植物園」に、岐阜県各務原市の岐阜県世界淡水魚園水族館(アクア・トトぎふ)とともに国内で初めて認定された(第1号認定)。期間は5年間となる。

富山城 (富山市郷土博物館)

富山城(とやまじょう)は、富山県富山市丸の内にあった日本の城である。「浮城(うきしろ)」「安住城(あずみじょう)」ともいわれた。続日本100名城の一つである。
加賀前田家の分家であった越中前田家の居城。神通川(現在の松川)の流れを城の防御に利用したため、水に浮いたように見え、「浮城」の異名をとった。当時の神通川は富山城の辺りで東に大きく蛇行しており、その南岸に富山城は築かれた。
現在、本丸と西の丸の一部が残り、富山城址公園となっている。
